クリスマス英語フレーズ50選|カード・LINE・ビジネスでそのまま使える!

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Amy
Amy

こんにちは!

これまで30カ国を旅してきたフリーライターのAmyです。

海外でクリスマスを過ごした経験も何度もあるのですが、最初の頃は「Merry Christmasしか知らない…」と焦ったことも。

でも大丈夫、実はクリスマスの英語フレーズって、シーン別にいくつかのパターンを覚えておけば、誰でもすぐに使いこなせるんです。

今回は、クリスマスカードやLINE、ビジネスメールでそのまま使える英語フレーズを、わかりやすく整理してお届けします!

  1. このページでわかること
    1. 「クリスマス 英語フレーズ」でよくある悩み
    2. この記事でわかること
    3. 英語レベル:中学英語レベルからOK/発音が不安でもコピペで使える
  2. まずは基本!絶対おさえたいクリスマス英語フレーズ3つ
    1. Merry Christmas の意味と使える場面
    2. Happy Holidays のニュアンスと宗教への配慮
    3. Season’s Greetings の意味とフォーマル度
    4. 「Xmas」「X’mas」表記の注意点
  3. シーン別・クリスマス英語フレーズ集【会話/メッセージ】
    1. 友達・恋人に送るカジュアルなクリスマス英語フレーズ
    2. 家族・親戚に送る、あたたかいメッセージ例文
    3. 上司・同僚・取引先に送るビジネス英語フレーズ
    4. 英語でクリスマスカードを書くときの定番フレーズ
    5. LINE・SNS・インスタ投稿に使える「一言クリスマス英語」
    6. 英会話ですぐ使える:当日の会話フレーズ
    7. 子どもと一緒に使える、親子英語クリスマスフレーズ
  4. 気持ち別・テーマ別で選ぶクリスマスメッセージテンプレ
    1. 今年一年の感謝を伝えるフレーズ
    2. 相手の幸せや健康を願うフレーズ
    3. 遠くに住む家族・友達へ送るメッセージ
    4. ちょっと落ち込んでいる相手を励ますメッセージ
    5. 新年の挨拶も一緒にしたいときのフレーズ
  5. ネイティブっぽくするコツ&やりがちなNG表現
    1. 「Merry Christmas!」だけで終わらせない一言アレンジ
    2. 宗教・文化に配慮した表現の選び方
    3. 「X’mas」「略しすぎ」など、日本人がやりがちなNG例
    4. 絵文字・顔文字・スタンプの”英語圏っぽい”使い方
  6. 読み方もわかる!クリスマス英語フレーズの発音ガイド
    1. Merry / Happy / Holiday など頻出単語の発音のコツ
    2. 長めのフレーズを”かたまり”で読む練習方法
  7. 覚えておくと便利な「クリスマス関連英単語」ミニ辞書
    1. 飾り・イベントに関する単語
    2. 食べ物・飲み物に関する単語
    3. シーズン全体で使える冬・年末ワード
  8. 自分の言葉でアレンジするための3ステップ英作文術
    1. ①ベースになるフレーズを選ぶ
    2. ②「今年の出来事」「ありがとう」を1文足す
    3. ③締めの一言で”距離感”を調整する
  9. まとめ|クリスマス英語フレーズを味方にして、心が伝わるメッセージを
    1. 基本フレーズ3つさえ押さえれば怖くない
    2. シーン別フレーズから自分の状況に近いものを選べばOK
    3. 余裕があれば「一文アレンジ」に挑戦してみよう

このページでわかること

「クリスマス 英語フレーズ」でよくある悩み

クリスマスシーズンになると、こんな悩みを抱えていませんか?

  • クリスマスカードに一言英語で書きたいけど、定番フレーズがわからない
  • SNSやインスタに英語でおしゃれな投稿をしたい
  • ビジネスメールで取引先に送る挨拶、失礼にならない表現を知りたい
  • “Merry Christmas”以外のバリエーションが思いつかない
  • 宗教への配慮が必要って聞いたけど、どう選べばいいの?

私も留学中や海外の友人とのやりとりで、こうした場面に何度も遭遇しました。「なんて書こう…」と手が止まること、ありますよね。

この記事でわかること

この記事では、以下の内容を丁寧に解説しています。

  • シーン別フレーズ集:友達・家族・ビジネス・SNSなど、相手や場面に応じた英語表現
  • コピペOKテンプレ:そのまま使える例文と日本語訳
  • ニュアンス解説:「なぜこの表現を使うのか」がわかる背景説明
  • NG表現の注意点:日本人がやりがちな間違いや配慮すべきポイント
  • 発音ガイド:読み方に不安がある方向けのカタカナ表記付き

英語レベル:中学英語レベルからOK/発音が不安でもコピペで使える

難しい文法は一切不要です。中学校で習った単語がほとんどなので、英語が苦手な方でも大丈夫。LINEやメールならコピペして名前を変えるだけで使えますし、声に出したい方には発音のコツもご紹介します。

では、さっそく基本フレーズから見ていきましょう!

まずは基本!絶対おさえたいクリスマス英語フレーズ3つ

クリスマスの英語挨拶には、実は「定番の3大フレーズ」があります。この3つさえ知っておけば、どんな相手にもまず困りません。それぞれの意味と使い分けを、実体験を交えながら解説しますね。

Merry Christmas の意味と使える場面

“Merry Christmas!”(メリー・クリスマス!)は「楽しいクリスマスを!」という意味で、最も有名なクリスマスの挨拶です。

使える場面:

  • 友人、家族、同僚など親しい相手全般
  • クリスマス当日や数日前から使える
  • カジュアルな場面からフォーマルな場面まで幅広く対応

私がイギリスに滞在していた頃、12月に入ると街中で“Merry Christmas!”と声をかけ合う光景を何度も見ました。お店の店員さん、バスの運転手さん、すれ違う近所の人…みんなが自然に使っていましたね。

ただし注意点:相手がクリスマスを祝わない宗教や文化背景を持つ場合は、次に紹介する“Happy Holidays”の方が適切です。

Happy Holidays のニュアンスと宗教への配慮

“Happy Holidays!”(ハッピー・ホリデーズ!)「良い休暇を!」という意味で、クリスマスだけでなく年末年始全体を含む挨拶です。

使える場面:

  • 相手の宗教がわからないとき
  • ビジネスシーンや多文化環境
  • クリスマス+お正月をまとめて祝いたいとき

アメリカでは特に、職場や公共の場で”Happy Holidays”が好まれる傾向があります。なぜなら、ユダヤ教のハヌカー、アフリカ系アメリカ人のクワンザなど、12月には様々な宗教行事があるから。”Happy Holidays”なら誰も気分を害することがないので、「迷ったらこれ!」という万能フレーズなんです。

私も、初対面の海外の取引先には必ず“Happy Holidays”を使っていました。安心・安全な選択肢です。

Season’s Greetings の意味とフォーマル度

“Season’s Greetings”(シーズンズ・グリーティングズ)は「季節のご挨拶」という意味で、少しフォーマルで上品な響きがあります。

使える場面:

  • ビジネスカードや企業からの挨拶状
  • 目上の方や取引先へのメッセージ
  • シックなデザインのカードとの相性抜群

カナダの友人が送ってくれたカードに“Season’s Greetings”と書かれていて、その上品なトーンにハッとしたことがあります。金色や深緑のシックなカードデザインと組み合わせると、とても洗練された印象になりますよ。

宗教色がゼロで、かつ丁寧な印象を与えたいビジネスシーンには最適です。

「Xmas」「X’mas」表記の注意点

日本でよく見かける”X’mas”という表記、実は英語圏ではほとんど使われません

正しい表記:

  • Xmas(エックスマス):略式だがOK、カジュアルな場面で使われる
  • Christmas(クリスマス):正式な表記
  • X’mas:アポストロフィは不要(日本独自の表記)

“X”はギリシャ語でキリストを意味する”Χριστός”(Christos)の頭文字”Χ(カイ)”に由来しているので、実は略語として歴史があるんです。

Amy
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私も昔、メッセージで”X’mas”と書いてしまい、海外の友人に「それ何?」と聞かれたこともあります…。

ただし、近年では英語圏でもXmasという表記自体があまり使われなくなってきており、正式な場面では“Christmas”のフルスペルを使う方が無難です。

シーン別・クリスマス英語フレーズ集【会話/メッセージ】

ここからが本番!「誰に」「どんな場面で」送るかによって、ベストなフレーズは変わってきます。シーン別に整理したので、あなたの状況にピッタリ合うものを選んでくださいね。

友達・恋人に送るカジュアルなクリスマス英語フレーズ

親しい友人や恋人には、堅苦しくない温かい表現がぴったりです。

短めの一言フレーズ:

“Merry Christmas, my friend!”
(メリー・クリスマス、友よ!)

“Have a magical Christmas!”
(魔法のようなクリスマスを!)

“Wishing you lots of love and laughter this Christmas!”
(たくさんの愛と笑いに包まれるクリスマスを願ってるよ!)

“Hope your Christmas is as amazing as you are!”
(あなたと同じくらい素敵なクリスマスになりますように!)

“Can’t wait to celebrate with you! Merry Christmas!”
(一緒にお祝いするの楽しみ!メリー・クリスマス!)

少し長めのメッセージ:

“Merry Christmas! Thank you for always being there for me. You’re the best!”
(メリー・クリスマス!いつもそばにいてくれてありがとう。あなたは最高だよ!)

“Wishing you a Christmas filled with joy, warmth, and all your favorite things!”
(喜びと温かさと、あなたの好きなものすべてに満たされたクリスマスを!)

恋人向けには“my love”(愛しい人)“babe”(ベイブ)といった呼びかけを最初に付けると、より親密な雰囲気になります。

家族・親戚に送る、あたたかいメッセージ例文

家族には、感謝の気持ちや「会えなくても想っているよ」という愛情を込めた表現を。

“Merry Christmas to the best family ever!”
(最高の家族へ、メリー・クリスマス!)

“Sending you all my love this Christmas. Miss you so much!”
(クリスマスに愛を込めて。すごく会いたいよ!)

“Even though we’re apart, you’re always in my heart. Merry Christmas!”
(離れていても、あなたはいつも私の心の中にいます。メリー・クリスマス!)

“Wishing you a cozy Christmas surrounded by love and warmth.”
(愛と温もりに包まれた、居心地の良いクリスマスを。)

“Thank you for all the wonderful memories this year. Merry Christmas, Mom and Dad!”
(今年も素敵な思い出をありがとう。メリー・クリスマス、お母さんお父さん!)

私も留学中、クリスマスに帰国できなかった年は、こんな感じのメッセージを家族に送っていました。言葉にすると、離れていても心がつながる感じがしますよね。

上司・同僚・取引先に送るビジネス英語フレーズ

ビジネスシーンでは、丁寧さと配慮を忘れずに。宗教色を抑えた”Happy Holidays”や”Season’s Greetings”がおすすめです。

社内の同僚向け:

“Wishing you a wonderful holiday season and a happy New Year!”
(素晴らしいホリデーシーズンと、良いお年を!)

“Happy Holidays! Looking forward to working with you in the new year.”
(ハッピー・ホリデーズ!来年も一緒に働けるのを楽しみにしています。)

上司・取引先向け(よりフォーマル):

“Season’s Greetings and best wishes for the coming year.”
(季節のご挨拶と、来る年への心からの祈りを込めて。)

“Thank you for your continued support this year. Wishing you a joyful holiday season.”
(今年も変わらぬご支援をありがとうございました。楽しいホリデーシーズンをお過ごしください。)

“Warmest wishes for a peaceful holiday season and a prosperous New Year.”
(穏やかなホリデーシーズンと、繁栄の新年を心よりお祈りしております。)

ビジネスメールの場合、本文の最後にこれらのフレーズを一行添えるだけでもOKです。

英語でクリスマスカードを書くときの定番フレーズ

カードには「書き出し→メッセージ本文→締めの言葉」という流れがあります。

書き出し:

  • “Dear [名前],”(親愛なる〜へ)
  • “To my dearest friend,”(私の大切な友人へ)

メッセージ本文(上記のフレーズを活用):

  • 例:”Wishing you a magical Christmas filled with love and laughter.”

締めの言葉:

  • “Love,”(愛を込めて)- 家族や親しい友人向け
  • “Warmest wishes,”(心からの願いを込めて)- やや丁寧
  • “Best regards,”(敬具)- ビジネス向け
  • “XOXO,”(キスとハグを)- とてもカジュアル

完成例:

Dear Sarah,

Wishing you a magical Christmas filled with love and laughter. 

Thank you for being such a wonderful friend this year!

Love,

Amy

宛名を”To:”で書く場合は、”Dear”ほど堅苦しくなく、カジュアルな印象になります。

LINE・SNS・インスタ投稿に使える「一言クリスマス英語」

SNSには、短くておしゃれなフレーズが映えます!

“Merry & Bright!”
(楽しく輝かしく!)

“All I want for Christmas is… ☕🎄”
(クリスマスに欲しいものは…)

“Feeling festive! 🎅✨”
(お祝いモード全開!)

“‘Tis the season to sparkle!”
(輝くべき季節がやってきた!)

“Christmas vibes only 🎄🎁”
(クリスマス気分だけ)

ハッシュタグ例:

  • #MerryChristmas
  • #HolidaySeason
  • #ChristmasSpirit
  • #WinterWonderland
  • #FestiveFeels
Amy
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私のインスタでも、以前、クリスマスツリーの写真に“Feeling festive!”と短く添えただけで、海外の友人からたくさんリアクションが来ました。短い英語ほど、気軽に使えて反応も良いんですよね。

英会話ですぐ使える:当日の会話フレーズ

パーティや英会話の場で実際に役立つフレーズを、Q&A形式でご紹介。

相手を誘うとき:

“Are you doing anything for Christmas?”
(クリスマス、何か予定ある?)

プレゼントの話題:

“What did you get for Christmas?”
(クリスマスに何もらった?)

“I hope you like it!”
(気に入ってくれるといいな!)

感想を言うとき:

“This is amazing! Thank you so much!”
(これすごい!本当にありがとう!)

予定を聞くとき:

“How are you spending Christmas this year?”
(今年のクリスマスはどう過ごすの?)

会話では、笑顔と“Thank you!”の一言があれば、多少文法が間違っていても気持ちは伝わります。恐れずにどんどん使ってみてくださいね。

子どもと一緒に使える、親子英語クリスマスフレーズ

お子さんがいる方は、こんなシンプルなフレーズで英語に触れる機会を作れます。

“Santa is coming tonight!”
(今夜、サンタさんが来るよ!)

“Let’s open your present!”
(プレゼント開けようね!)

“Did you leave cookies for Santa?”
(サンタさんにクッキー置いた?)

“Look at the Christmas tree! It’s so pretty!”
(クリスマスツリー見て!とってもきれいだね!)

“Time to sing Christmas songs!”
(クリスマスソング歌う時間だよ!)

子どもは耳がいいので、簡単な英語でも繰り返し聞くうちに自然と覚えていきます。クリスマスは楽しいイベントなので、英語学習のきっかけにもぴったりですよ。

気持ち別・テーマ別で選ぶクリスマスメッセージテンプレ

「感謝を伝えたい」「励ましたい」など、伝えたい気持ちに応じたフレーズをテンプレート形式でまとめました。名前や状況を変えるだけで、あなただけのメッセージが完成します。

今年一年の感謝を伝えるフレーズ

日常の相手向け:

“Thank you for being such an important part of my life this year. Merry Christmas!”
(今年、私の人生の大切な一部でいてくれてありがとう。メリー・クリスマス!)

“I’m so grateful for all the good times we shared this year. Wishing you a wonderful Christmas!”
(今年シェアした楽しい時間すべてに感謝しています。素敵なクリスマスを!)

ビジネス向け:

“Thank you for your partnership and trust throughout this year. Season’s Greetings and best wishes for the new year.”
(今年一年、ご協力と信頼をありがとうございました。季節のご挨拶と新年のご多幸をお祈りします。)

相手の幸せや健康を願うフレーズ

“May〜”や”Wishing you〜”を使うと、祈りや願いのニュアンスが伝わります。

“May your Christmas be filled with love, laughter, and happiness.”
(あなたのクリスマスが愛と笑いと幸せで満たされますように。)

“Wishing you health, happiness, and all the best things in life this holiday season.”
(健康と幸せと、人生で最高のものすべてが訪れるホリデーシーズンになりますように。)

“May the new year bring you peace, joy, and endless opportunities.”
(新年があなたに平和と喜びと無限の機会をもたらしますように。)

ちなみに”May〜”は少しフォーマルで、カードや手紙に書くときれいにまとまります。

遠くに住む家族・友達へ送るメッセージ

離れている相手には、「会えなくても想っている」気持ちを伝えましょう。

“Even though we’re miles apart, you’re always close to my heart. Merry Christmas!”
(何マイルも離れていても、あなたはいつも私の心のそばにいます。メリー・クリスマス!)

“I wish I could be there with you this Christmas, but I’m sending all my love from afar.”
(今年のクリスマス、そこにいられたら良かったのに。遠くから愛を送ります。)

“Missing you this holiday season, but thinking of you every day. Warmest wishes!”
(このホリデーシーズン、会えなくて寂しいけれど、毎日あなたのことを思っています。心からの祈りを込めて!)

留学や単身赴任で離れている家族に送ると、きっと喜ばれます。

ちょっと落ち込んでいる相手を励ますメッセージ

大変な一年を過ごした相手には、優しく寄り添う言葉を。

“This year may have been tough, but I hope the holidays bring you comfort and joy.”
(今年は大変だったかもしれないけれど、ホリデーシーズンがあなたに安らぎと喜びをもたらしますように。)

“Thinking of you this Christmas. Wishing you brighter days ahead.”
(このクリスマス、あなたのことを想っています。これから明るい日々が訪れますように。)

“You’ve been so strong this year. I’m proud of you. Merry Christmas and here’s to a better new year!”
(今年、あなたは本当に強かった。誇りに思います。メリー・クリスマス、そしてより良い新年が来ますように!)

こういう優しいメッセージって、送る側も温かい気持ちになりますよね。

新年の挨拶も一緒にしたいときのフレーズ

クリスマスから年明けまで一気にカバーする定番フレーズ。

“Merry Christmas and Happy New Year!”
(メリー・クリスマス&ハッピー・ニューイヤー!)

“Wishing you a joyful holiday season and a fantastic 2026!”
(楽しいホリデーシーズンと、素晴らしい2026年を!)

“May your holidays be merry and your new year be bright!”
(ホリデーが楽しく、新年が輝かしいものになりますように!)

12月中旬〜下旬に送るなら、こういう「まとめて挨拶」が便利です。


ネイティブっぽくするコツ&やりがちなNG表現

ここまでたくさんのフレーズをご紹介しましたが、「なんか教科書っぽい…」と感じたことはありませんか?ネイティブっぽく自然に聞こえるためのちょっとしたコツと、日本人がやりがちなNG表現をまとめました。

「Merry Christmas!」だけで終わらせない一言アレンジ

“Merry Christmas!”だけだと少しシンプルすぎる場合、一文足すだけで印象がぐっと良くなります。

“Merry Christmas! I hope you have a wonderful day.”
(メリー・クリスマス!素敵な一日を過ごしてね。)

“Merry Christmas! Thank you for everything this year.”
(メリー・クリスマス!今年はいろいろありがとう。)

“Merry Christmas! Wishing you all the best for the new year.”
(メリー・クリスマス!新年に幸多からんことを!)

たった一文加えるだけで、「ちゃんと気持ちを込めてる感」が出ます。私も最初は”Merry Christmas!”だけ送ってましたが、一言添えるようになってから、返信がより温かくなった気がします。

宗教・文化に配慮した表現の選び方

相手の宗教や文化背景がわからないとき、特にビジネスシーンでは”Happy Holidays”や”Season’s Greetings”を選ぶのが無難です。

配慮が必要なケース:

  • 多国籍な職場や取引先
  • 初対面の相手
  • 公共の場やSNSでの発信

アメリカやカナダでは、ユダヤ教(ハヌカー)、イスラム教(ラマダン時期は違うが冬休みは共通)など様々な信仰があるため、”Merry Christmas”だと「キリスト教前提」になってしまうんです。

一方で、親しい友人や相手がクリスチャンだとわかっている場合は、堂々と”Merry Christmas”を使ってOK。要は相手との関係性と文脈次第ということですね。

「X’mas」「略しすぎ」など、日本人がやりがちなNG例

NG例①:”X’mas”表記

  • “X’mas” → アポストロフィは不要
  • “Xmas”または”Christmas”

NG例②:過度に宗教色の強い表現

  • “May Jesus bless you”(イエスがあなたを祝福しますように)
    → 相手がクリスチャンでない場合、不快に感じることも
  • “Wishing you peace and joy”(平和と喜びを願って)

NG例③:カジュアルすぎる略語

  • “Merry Xmas! HBU?”(メリー・クリスマス!あなたは?)
    → ビジネスや目上の人にはNG
  • “Merry Christmas! How are you spending the holidays?”

私も昔、ビジネスメールで”Xmas”と書いて「もう少しフォーマルにした方がいいよ」とアドバイスされたことがあります。TPOに合わせた使い分け、大事です!

絵文字・顔文字・スタンプの”英語圏っぽい”使い方

英語圏のSNSでよく見る絵文字の組み合わせをマスターすると、投稿がぐっと”それっぽく”なります。

定番の組み合わせ:

  • 🎄✨ (ツリー+キラキラ)
  • 🎅🎁 (サンタ+プレゼント)
  • ❄️☃️ (雪+雪だるま)
  • 🕯️🎄 (キャンドル+ツリー)
  • 🥂🎉 (乾杯+お祝い)

使い方のコツ:

  • 文末に軽く2〜3個添える程度(多すぎると子どもっぽい)
  • 絵文字だけの羅列は避け、必ず文章と組み合わせる

例:

  • “Merry Christmas! 🎄✨”
  • “Feeling festive today! 🎅🎁”

海外の友人のインスタを見ていると、絵文字は「アクセント」程度に使っている人が多い印象です。日本ほどたくさん並べないんですよね。


読み方もわかる!クリスマス英語フレーズの発音ガイド

「フレーズをコピペするだけじゃなくて、声に出して言ってみたい!」という方のために、発音のポイントを簡単に解説します。完璧じゃなくても大丈夫、気持ちが伝われば十分です!

Merry / Happy / Holiday など頻出単語の発音のコツ

Merry(メリー)

  • カタカナ読み:メリー
  • ポイント:日本語の「メリー」でほぼOK。最初の”M”はしっかり唇を閉じて発音。

Happy(ハッピー)

  • カタカナ読み:ハピー
  • ポイント:「ッ」を強めに入れず、「ハピー」と軽く。”H”は息を強めに吐く感じで。

Holiday(ホリデイ)

  • カタカナ読み:ハラデイ(アメリカ英語)、ホリデイ(イギリス英語)
  • ポイント:アメリカ英語では「ハラデイ」に近い発音になります。”Ho”は「ホ」ではなく「ハ」に近く、”li”は軽く「ラ」に聞こえます。

Christmas(クリスマス)

  • カタカナ読み:クリスマス
  • ポイント:「リ」の部分の”r”は舌を巻く感じ。「クゥリスマス」くらいのイメージ。ただし日本語発音でも十分通じます!

Wishes(ウィシーズ)

  • カタカナ読み:ウィシズ
  • ポイント:「ウィッシュ」の複数形。最後は「ズ」と濁る。

日本人が特につまずきやすいのは「r」と「l」の違い、そして「h」の音です。でも、クリスマスフレーズならカタカナ読みでも十分伝わるので、あまり神経質にならなくて大丈夫ですよ。

長めのフレーズを”かたまり”で読む練習方法

長い文章は、意味のかたまり(チャンク)ごとに区切って読むとスムーズです。

例:”Wishing you a wonderful Christmas and a happy New Year.”

チャンクに分ける:

  1. “Wishing you” (ウィッシング・ユー)
  2. “a wonderful Christmas” (ア・ワンダフル・クリスマス)
  3. “and a happy New Year.” (アンダ・ハッピー・ニューイヤー)

練習方法:

  1. まず各チャンクをゆっくり声に出す
  2. 慣れたらチャンクをつなげて読む
  3. 最後に全体を通して自然なスピードで読む

私も留学初期、こうやって練習していました。最初はゆっくり、徐々にスピードアップしていけば、自然と流れるように話せるようになります。

完璧な発音を目指すより、気持ちを込めて笑顔で言う方が、相手には100倍伝わります!


覚えておくと便利な「クリスマス関連英単語」ミニ辞書

フレーズだけでなく、装飾・料理・イベントに関する単語も知っておくと、オリジナルのメッセージを作るときに役立ちます。ここでは実用的な単語を厳選してご紹介。

飾り・イベントに関する単語

  • Christmas tree(クリスマスツリー):クリスマスツリー
  • ornament(オーナメント):飾り、装飾品
  • wreath(リース):リース、花輪
  • lights(ライツ):イルミネーション、電飾
  • stockings(ストッキングズ):靴下(プレゼントを入れる)
  • angel(エンジェル):天使
  • star(スター):星
  • garland(ガーランド):花や葉を連ねた飾り
  • fireplace(ファイアプレイス):暖炉
  • mistletoe(ミスルトー):ヤドリギ(キスの習慣がある植物)
  • Christmas carol(クリスマス・キャロル):クリスマスソング
  • gift exchange(ギフト・エクスチェンジ):プレゼント交換
  • Secret Santa(シークレット・サンタ):匿名でプレゼントを贈り合うゲーム
  • Christmas party(クリスマス・パーティー):クリスマスパーティー
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Amy

私がカナダに滞在していたとき、”Let’s hang the ornaments on the tree!”(ツリーにオーナメントを飾ろう!)とルームメイトに誘われたのが懐かしいです。

食べ物・飲み物に関する単語

  • turkey(ターキー):七面鳥
  • roast(ロースト):ローストビーフなどの焼き肉料理
  • stuffing(スタッフィング):詰め物(パンや野菜で作る付け合わせ)
  • Christmas pudding(クリスマス・プディング):イギリス伝統のデザート
  • gingerbread(ジンジャーブレッド):生姜入りクッキー
  • gingerbread house(ジンジャーブレッド・ハウス):お菓子の家
  • candy cane(キャンディ・ケイン):杖型のキャンディ
  • eggnog(エッグノッグ):卵と牛乳のクリスマスドリンク
  • mulled wine(マルド・ワイン):温めたスパイス入りワイン
  • hot chocolate(ホット・チョコレート):ホットココア
  • mince pie(ミンス・パイ):ドライフルーツ入りのパイ(イギリス)
  • cranberry sauce(クランベリー・ソース):クランベリーソース

イギリスでは”Christmas pudding”、アメリカでは”turkey”がド定番。国によって違いがあって面白いですよね。

シーズン全体で使える冬・年末ワード

  • holiday season(ホリデー・シーズン):年末年始の休暇シーズン全体
  • winter break(ウィンター・ブレイク):冬休み
  • New Year’s Eve(ニューイヤーズ・イブ):大晦日
  • New Year’s Day(ニューイヤーズ・デイ):元日
  • snowflake(スノーフレイク):雪の結晶
  • snowman(スノーマン):雪だるま
  • cozy(コウジー):居心地の良い、暖かい
  • festive(フェスティヴ):お祝いムードの
  • cheer(チア):喜び、元気
  • goodwill(グッドウィル):善意、親切心
  • celebration(セレブレーション):お祝い

“cozy”や”festive”は、SNSの投稿でもよく使われる便利なワードです!


自分の言葉でアレンジするための3ステップ英作文術

ここまで紹介したフレーズをそのまま使うのもいいですが、「自分の言葉」を少し加えるだけで、もっと心のこもったメッセージになります。難しそうに思えますが、実はたった3ステップでOK!

①ベースになるフレーズを選ぶ

まず、この記事で紹介したフレーズの中から、シンプルで使いやすい1文を選びます。

おすすめベースフレーズ:

  • “Merry Christmas!”
  • “Wishing you a wonderful holiday season!”
  • “Thank you for everything this year.”
  • “Hope your Christmas is amazing!”

迷ったら、一番シンプルな”Merry Christmas!”から始めてOKです。

②「今年の出来事」「ありがとう」を1文足す

次に、自分や相手に関する具体的な内容を1文加えます。

型①:Thank you for〜(〜してくれてありがとう)

  • “Thank you for always making me laugh.”
    (いつも笑わせてくれてありがとう。)
  • “Thank you for your support this year.”
    (今年のサポート、ありがとう。)

型②:This year〜(今年は〜だった)

  • “This year was amazing because of you.”
    (今年が素晴らしかったのはあなたのおかげ。)
  • “This year we shared so many great memories.”
    (今年はたくさんの素敵な思い出をシェアしたね。)

型③:I hope〜(〜だといいな)

  • “I hope we can meet soon!”
    (早く会えるといいな!)
  • “I hope next year brings you happiness.”
    (来年があなたに幸せをもたらしますように。)

この1文を足すだけで、「ちゃんと考えて書いてくれた感」が出ます。

③締めの一言で”距離感”を調整する

最後に、相手との関係性に合った結びの言葉を選びます。

カジュアル(友人・家族):

  • “Love,” / “XOXO,” / “Cheers,”

やや丁寧(知人・同僚):

  • “Warmest wishes,” / “Best wishes,” / “All the best,”

フォーマル(上司・取引先):

  • “Best regards,” / “Sincerely,” / “With warm regards,”

完成例:

Dear Anna,

Merry Christmas! Thank you for always being there for me this year. 

I hope we can catch up soon!

Love,

Amy

たったこれだけで、オリジナルの心温まるメッセージが完成します!私も最初は例文をそのまま使っていましたが、こうやって少しずつアレンジするようになってから、「心がこもってるね」と言われることが増えました。


まとめ|クリスマス英語フレーズを味方にして、心が伝わるメッセージを

ここまで、クリスマスの英語フレーズを50以上、シーン別・気持ち別に紹介してきました。最後にポイントを振り返りましょう。

基本フレーズ3つさえ押さえれば怖くない

  • “Merry Christmas!”:定番中の定番、親しい相手に
  • “Happy Holidays!”:宗教を問わない万能フレーズ
  • “Season’s Greetings”:フォーマルで上品な印象

この3つを使い分けるだけで、ほぼすべての場面に対応できます。

シーン別フレーズから自分の状況に近いものを選べばOK

  • 友達・恋人には温かくカジュアルに
  • 家族には感謝と愛情を込めて
  • ビジネスでは丁寧で配慮のある表現を
  • SNSには短くておしゃれな一言を

「どれを選べばいいかわからない…」と迷ったら、目次から自分のシーンに飛んで、一番しっくりくるフレーズをコピペしてください。それだけで十分です!

余裕があれば「一文アレンジ」に挑戦してみよう

  • ベースフレーズを選ぶ
  • “Thank you for〜”や”This year〜”を1文足す
  • 締めの言葉で距離感を調整

この3ステップだけで、あなただけのオリジナルメッセージが完成します。最初は簡単なアレンジからでOK。少しずつ慣れていけば、英語でメッセージを書くのが楽しくなってきますよ。

私自身、30カ国旅してきて実感したのは、「完璧な英語」より「気持ちを込めた一言」の方が、ずっと相手の心に届くということ。

文法が多少間違っていても、発音が完璧じゃなくても、あなたが心を込めて送ったメッセージは必ず相手に伝わります。だから、恐れずにどんどん使ってみてください。

このクリスマス、あなたの大切な人に、温かい英語のメッセージが届きますように。

Merry Christmas and Happy New Year! 🎄✨


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